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1. |
千葉市東部地区(JA千葉みらい千葉東部出荷組合連合会人参部会) |
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2. |
生産者数46戸、栽培面積約30ha、出荷数量118,000ケース、市場出荷 |
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※平成17年度栽培計画より |
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3. |
ちばエコ基準達成状況 |
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| 区分 |
実施状況 |
ちばエコ基準 |
| 化学合成農薬(成分回数) |
6回以下 |
8回 |
| 化学肥料(窒素成分量) |
7.2kg/10a以下 |
7.5kg/10a |
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※統一栽培暦より |
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4. |
事例のあらまし |
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JA千葉みらい千葉東部出荷組合連合会人参部会は、部会員数80名強、そのうち半数以上がちばエコ栽培をしています。平成14年のちば農業推進事業のスタートと同時に、いち早く産地指定を受けました。
土壌消毒剤と除草剤の代替技術として、7月上旬から稲種前の7月下旬にかけて、太陽熱を利用した土壌消毒が普及しています。線虫対抗植物や落花生等との輸作体系、堆肥や緑肥による土づくり、病害虫に強く品質の良い品種の選定等、高品質なエンジンを安定的に生産する為、たゆまない努力をしています。
市場出荷の他、千葉市内の学校給食用にも出荷しています。安心で安全な地元の農産物として、地域でも喜ばれています。平成15〜17年には、JAが主体となって、ちばエコ農産物応援団育成事業を導入し、「ちばエコ農産物収穫体験ツアー」を行い、消費者香料を通じて産地の取り組みをPRしています。 |
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5. |
背景・動機 |
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千葉市東部地区は、エンジン、ダイコン、サトイモ、バレイショ等の根菜類を中心とした露地野菜経営が古くから営まれて来ました。昭和53年に生産組織「JA千葉みらい千葉東部出荷組合連合会人参部会」が発足し、露地野菜の産地として地位を固めてきました。しかし、農産物の価格低迷や地力の低下が問題となり始め、産地の維持に向けて新たな取り組みが必要となってきました。一方、地域の消費者との交流の中で、安心で安全な地元の農産物への要求がとても高いことがわかってきました。
このような背景により、生産者との関係機関で話し合いを重ね、減化学・減農薬栽培に取り組むことで目標が一致しました。平成10年には国の「特別栽培農産物に係るガイドライン」に従って、主力品目のエンジンとダイコンから具体的な取り組みを始めました。その後にも検討会や講習会等を重ねながら、技術の向上と品質・収量の安定化を図り、連合会の統一栽培暦を作成しました。平成14年には、ちばエコ農業推進事業が始まったことを受けて、産地指定に向けて取り組み、秋冬ダイコンで県下第1号、秋冬エンジンで第2号の産地指定を受けました。現在では、バレイショ、サトイモ、秋冬コマツナが加わり、計5品目で産地指定を受けています。 |
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6. |
栽培方法 |
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| (1) |
土づくり |
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緑肥の栽培と圃場へのすき込み、完熟堆肥の施用により、土づくりをします。未熟な堆肥の施用や、播種直前の施用は、品質を低下させる恐れがあるので注意します。 |
| (2) |
施肥 |
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有機質肥料を適量施用します。 |
| (3) |
害虫防除 |
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粒剤を均一に散布し、丁寧に土壌混和します。 |
| (4) |
太陽熱消毒 |
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高温の時期に圃場に透明マルチを張り、太陽熱を利用して土壌消毒を行います。線虫と雑草の抑制に効果的です。マルチは播種直前にはがします。 |
| (5) |
播種 |
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シミ症回避の為、早播きを避けます。 |
| (6) |
間引き、追肥 |
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生育を良くする為、実施します。間引き後は病害虫防除の適期となります。 |
| (7) |
中耕、土寄せ |
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うね間を耕し、除草します。土の通気性と水はけが改善され、生育も良くなります。 |
| (8) |
病害虫防除 |
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予防散布に努め、最小限に抑えます。 |
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ア 栽培管理 (※平成17年の事例) |
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| 作業名 |
実施年月日 |
| 前作収穫終了 |
平成17年6月6日 |
| 施肥 |
7月9日 |
| 殺虫剤散布 |
7月10日 |
| 太陽熱消毒 |
7月10日〜7月29日 |
| 播種 |
7月29日 |
| 間引き、追肥 |
9月9日 |
| 中耕除草 |
随時 |
| 病害虫防除 |
9月17日 |
| 収穫開始 |
12月10日(予定) |
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イ 使用資材 (※平成17年の事例) |
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(ア)土づくり― 施肥等 (10aあたり) |
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| 使用銘柄(N:P:K) |
実施年月日 |
施用量 |
全N |
化学N |
| 緑肥(ニューオーツ) |
平成17年6月 |
0.5t |
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| 乾燥鶏糞 |
7月 |
0.3t |
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| やさいみどり有機(8:9:7) |
7月9日 |
100kg |
8kg |
4kg |
| やさいみどり有機(8:9:7) |
9月9日 |
40kg |
3.2kg |
1.6kg |
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(イ)病害虫・雑草防除等 |
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| 使用農薬 |
対象病害虫 |
実施年月日 |
| フォース粒剤 |
ネキリムシ類 |
平成17年7月10日 |
| ベルクート水和剤 |
黒葉粘病 |
9月17日 |
| エルサン乳剤 |
ハスモンヨトウ |
9月17日 |
| ロブラール水和剤 |
黒葉粘病 |
10〜11月(適期) |
| エルサン乳剤 |
ハスモンヨトウ |
10〜11月(適期) |
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7. |
今後の展望等 |
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すでに技術を有する人参部会ですが、さらに技術を高めることを全員で目指しています。 |
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| (1) |
太陽熱消毒技術の安定化と普及 |
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太陽熱消毒には、殺虫と雑草の抑制効果があることが認められていますが、より効果を高める為、マルチの被覆期間や被覆時期を検討し、多くの会員の普及を目指します。 |
| (2) |
土づくりの推進 |
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堆肥や縁肥を上手く利用した土づくりをさらに進めます。 |
| (3) |
輪作体系の検討 |
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病害虫対策や、経営の安定化等の観点から、最適な輪作体系を検討します。 |
| (4) |
品種の選定 |
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品種比較試験を通じて、病害虫に強く、ちばエコ栽培に適し、消費者ニーズに合う品種を選定します。 |
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また、有利販売に向けた取り組みも展開します。 |
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| (1) |
市場評価の維持・向上 |
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安心安全高品質なちばエコ農産物を、安定的、計画的に出荷し、市場評価を高めます。 |
| (2) |
外部へのPR |
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消費者や流通業者との交流を通じて、ちばエコ農産物や産地の取り組みを積極的にPRします。 |
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今後、この部会も取り組みが他地域の生産者にも波及し、より多くの消費者にちばエコ農産物が供給されることが期待されます。 |